海外進出と注意点
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海外進出のソリューション

新たな海外進出・海外事業開発のための事前検証

資産の有効活用 - 予算の設定
人材の有効活用 - 組織(専門部門)の設立
商品力の確認 - 技術力、製品力、ブランド力の分析
市場性の確認 - 市場調査とSWOT分析の実施

既存の海外取引(輸出入)のレビュー

基本戦略の見直し - 売上・利益増大のための事業計画の再構築
市場と流通の見直し - ターゲット市場、販売・仕入れチャネルの再構築
製品の見直し - 品揃えの再構築と新製品の企画・開発
要員の見直し - 組織の再構築(人材補強と組織強化)

既存の海外拠点(現地経営)のレビュー

基本戦略の見直し - 事業計画の再構築と方向性の決断
  継続か・撤退か(閉鎖・清算、売却)
  拡大か・縮小か(M&A、アウトソーシング)
経営の改善 - 人、物、金、情報の再構築

コーポレートガバナンス(企業統治)とコンプライアンス(法令遵守)

財務の改善

連結決算を考慮した事業の推進とグループ経営への貢献
組織、事業の定期的なレビューと再構築

知的財産権の適正利用と管理

特許権、実用新案権
商標権、著作権、意匠権

製品認証と品質保証

IEC規格に基づいた各国・各地域別の製品安全規格の認証取得
ISO規格に基づいた製品基準と品質保証

国際法務と税制

契約締結、国際訴訟
移転価格税制(特に留意するべき税制)

リスク管理

事業リスク:
  事業化計画の不備、人材(適材適所)・労務問題、合弁先とのトラブルなど、
  企業経営上のリスク。

カントリーリスク:
  テロ、革命、戦争、犯罪、病気、為替変動、送金停止など、
  個々の海外進出企業では対処できないリスク。

海外進出の注意点

海外進出・海外事業開発のビジネスモデルの明確化

海外投資には膨大な金額が要求されます。その資金は固定化し、経営のリスクが増大します。先ずは、本当に海外進出の必要性があるかどうか、企業にとってのメリットがあるかどうかを十分に検証する必要があります。その上で直接的な投資をしなくても可能な委託生産やOEMなどのビジネスモデルを検討することも大切です。特に、海外進出経験の少ない企業は慎重にステップバイステップで進めていくことが望ましいと考えます。
また、進出国の規制により、現地企業との合弁という選択肢になる場合もあります。
その際にはWin-Winの関係となる相手企業を選ぶことが重要です。

カントリーリスクへの対応

経済的な側面だけでなく、進出国の政治的安定度を考慮することも重要です。経済的な評価で差が少ない場合には、カントリーリスクの低い国へ投資をすることが望ましいといえます。また、複数の投資案件がある場合は、投資先を分散させてリスクを軽減することも検討するべきです。

綿密なフィージビリティ・スタディの実施

海外進出のリスクを軽減するためには、綿密なフィージビリティ・スタディの実施(事業化計画=実現の可能性検証)が重要です。海外進出する企業は投資案件の将来性と想定される利益を予測し、海外投資を判断する必要があります。回収期間法、正味現在価値法、内部収益率法などの投資評価の手法を活用し、海外投資の意思決定を行いましょう。